こんなことでお困りではありませんか?
以下のような症状があれば、むし歯が進行して歯の神経に達しているかもしれません。そんなときは歯の根の治療(根管治療)が必要になります。
- 歯が激しく痛む
- 歯ぐきがはれて痛い
- 歯ぐきに白いできもの(膿)ができた
歯の根の治療とは
むし歯が歯の奥深くにまで進み、歯の根の管(根管)の中になる神経が死んでしまっているときに、神経を取り除いて根管を消毒し、薬を詰めて細菌が入らないようにします。
マイクロスコープを使うことで正確な診断が可能
歯の根の中は細くて暗く、通常では見えないため、根管治療はとても難しい治療だと言われています。しかし当院では、歯の根を20倍まで拡大して見られるマイクロスコープを使っているため、正確な診断が可能。根管治療もスムーズに行うことができます。
神経を残せる可能性も高まります
マイクロスコープにより正確な診断と治療ができるため、神経を残せる可能性が従来に比べて高まります。当院は患者さんの歯を守るために、できる限り神経を残したいと考えています。
神経が歯に潤いを与え、寿命を延ばす
歯の神経には血管が絡まっていて、神経を取ると血管も取れてしまいます。そうすると、歯の水分がなくなるためカラカラに。枯れた木が折れやすいのと同じように、欠けたり折れたりしやすくなるのです。つまり、神経を残すことは歯の寿命を延ばすことにつながります。治療後のケアについて
根管治療をして神経を取った後は、歯を守るために被せ物をします。
神経がなくなると歯がもろくなることに加え、痛みを感じなくなるためむし歯にも気づきにくくなります。知らないうちにむし歯が進み、ある日突然、ポキリなんてことも…。
ですから、一層丁寧に歯を磨くとともに、定期的に歯科医院で診てもらうようにしましょう。
不安があればすぐに歯科医院ヘ
むし歯が進んでいるかな?と少しでも感じたら早めに歯科医院に相談してください。
痛みがあったりしみたりする段階では、まだ神経を生かせる可能性があります。神経が死んでしまうと痛みを感じず放置しがちなので、歯の変化を感じた時点で受診することが大切です。