歯がなくなったままで放置していると、さまざまな障害が起こります。噛み合わせが悪くなって頭痛や腰痛の原因になることがあるほか、歯が抜けた箇所が歯肉炎などの病気を引き起こす場合もあります。早めに治療しましょう。
金属のバネ(クラスプ)を使用していない部分入れ歯です。柔らかい素材が使われているためつけ心地が良く、曲げても割れません。外から見ても目立ちません。ただし、手入れに手間がかかることがデメリットとして挙げられます。治療期間の目安は、調整期間を含む約1ヶ月(4~5回)ほどです。
裏に柔らかい素材を使っている入れ歯です。噛み合わせが良くなり噛む力も高まるため、「痛い」「噛みにくい」といった入れ歯特有の悩みを軽減させられます。ただし、2〜5年でシリコンを張り替えたり、作り直したりする必要があることがデメリットとして挙げられます。治療期間の目安は、調整期間を含む約1ヶ月-2ヶ月(5~6回)ほどです。
歯が抜けた部分のあごの骨に手術で穴を空け、チタン製の人工歯根を埋め込む治療法です。安定性に優れているため装着しても違和感がなく、自分の歯と同じように食べ物を味わうことができます。ただし、外科的手術が必要になり、ケアを怠るとインプラント周囲炎を引き起こす可能性があります。治療期間は通常、下顎で4~5ヶ月、上顎で6~8ヶ月程度です。手術の時間は1時間ほど。部分入れ歯やブリッジに抵抗がある方は一度ご相談ください。
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